ロンドにサッカーのすべてが詰まっている。
こんにちは、フジです!
みなさん練習で
ロンドってやっていますか?
ロンドとは
日本では「鳥かご」や「ボール回し」と
呼ばれることが多いかもしれません。
このロンド。
マンチェスター・シティを率いている
グアルディオラ監督が
練習でかなり時間を費やします。
グアルディオラ監督については
以下で書いているので見てみてください!
では、このロンド。
普段やっているとき
どんなことを意識してやっていますか?
・ボールをとられないようにする
これだけを意識してやっている人も
いるかと思います。
まあたしかにそこが一番大事なんですが
もっと奥が深いのです。
ではこのロンドでは
なにが鍛えられるのか。
①ポジショニング
②ボールの受け方
③正しい体の向き
④どちらの足でコントロールするのか
⑤ファーストタッチを動かす意識
以上のことが身につきます。
①ポジショニング
ロンドをやるなかで一番意識してほしいのが
ポジショニングです。
グリッドのなかでおこなうと
ボールを回すのに非常に狭くなります。
このときに重要になってくるのが
1歩や2歩の細かいポジショニングです。
1歩違うだけで守備にボールを取られなくなります。
この微妙な距離感をつかむことで
実際の試合でもボールを奪われなくなります。
②ボールの受け方
ポジショニングがとれるようになった次は
ボールの受け方です。
いいポジションをとれていても
受け方が悪いとボールは回りません。
③正しい体の向き
受け方に続くのですが、
ボールの受け方で大切なのが
正しい体の向きです。
常に逆方向を向ける体の向きで
ボールを受けることが大事になってきます。
一番やってはいけない受け方が
身体が
ボールに対して正対することです。
正対することで
逆方向に向くことが難しくなるので
一番ダメな受け方です。
④どちらの足でコントロールするのか
身体の向きもとれるようになったら
次はコントロールする足です。
どちらの足でコントロールするのかで
相手も足を出せなくなるシーンは多々あります。
こういう細かいところまで
意識できるかどうかが
上達のコツです。
⑤ファーストタッチを動かす意識
最後がファーストタッチを動かす意識です。
狭いグリッドでやればやるほど
ファーストタッチを足下に止めた瞬間
ボールを奪われます。
絶対に動かして下さい!!
以上がロンドをやる点で
細かく意識して
自分のモノにしてほしい部分です。
しかし、このロンド
シュート練習などと違って
目に見える結果としてはなかなか表れません。
プレーの中の細かいところなので
実感もあまりできないのですが、
確実に変わります。
スピードやフィジカルで
勝てない分こういうところを
私は意識していました。
この5つのポイントは
どこのポジションでも使え
実は大きな武器になるのです。
それに気づかず
ロンドを適当におこなっている人は
多くいると思います。
次回の練習から意識して
周りを出し抜きましょう。
「コツコツが勝つコツ」です。
グアルディオラ監督が率いていたころの
ロンドの動画を載せておきます。
ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「サッカーは脚ではなく、頭でやるスポーツ」